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れて、エイズウィルス感染後の経過予測に威力を発揮しています。
エイズという病気が公式に認められてから、まだ十四年です。
エイズ流行初期の頃の予測では、発病すれば一〇〇%死亡するとされていました。
ところが、感染してから十年以上たっているのに、発病していない人がいたのです。
なぜ発病しないのか。そのメカニズムが解明されれば、エイズの発病をくい止めることができるかもしれません。
エイズは発病するとほとんどの場合、死を避けることができません。
エイズにならないためには、エイズウィルスに感染しないことです。
「予防に勝る治療なし」といわれますが、エイズほど予防が大切な病気はありません。
改めて、エイズ予防を真剣に考えましょう。

 

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